能登半島第44次派遣(20260504-0506)







◎全体をとおして
5月2日から一泊にて東京出張、『宗教者災害支援連絡会(以下、宗援連)』に登壇した。
宗援連は2011年の東日本大震災以降、災害など有事の際に宗教者が被災地に入りやすい環境を整えたり、超宗派(宗教間の枠組みを超えて)で手を取り合って活動を進めて欲しいという、宗教学者・島薗進先生(東京大学名誉教授)が発起人となって発足された団体で、私もこれまでに何度か講師としてお話をしてきた。
この15周年記念シンポジウムは真如苑が持つ東京・半蔵門の「友心院」で行われ、100名程度の方が参加された。
4名の宗教者が発題をし、稲場圭信先生(大阪大学大学院教授・現在宗援連座長)が司会進行をされたが、シンポジウム自体が非常に有意義で、今後の宗教者のありかたなどのヒントが散りばめられているように思えた。
私も「有事の際、ハード面(インフラの復旧や仮設住宅、復興住宅の建設など)は行政に任せるとしても、やはり宗教者にはソフト面(被災者の心の復興)で欠かせない役割がある」などと発言をし、これまでの活動を紹介し、今後も力を尽くしたいと話した。
登壇者は東日本大震災以降、災害弱者のために尽力してきた方ばかりであったが、そのなかの一人、天理教大教会所の前会長は、『これからの宗教ボランティアは間違いなくこの方がけん引していきます』と、私を指された。懇親会の席でも他宗の方から随分と高い評価をされ、「ご発言が胸に刺さりました、私も明日からまた頑張ります」と言われる方が何人もあった。
今、我々救援隊は大阪大学の稲場教授から、日本一と言っていただいているが、この度のシンポジウムでも金光教の名が輝いたのではないかと思っている。引き続き力を尽くしていきたい。
また、その内容の一部は「中外日報紙」5月13日発行の一面に掲載されている。
そして、東京から戻って次の日から「能登半島地震」44次派遣に出た。
このたびの派遣は、カフェのみの開催としたが、「田植えの時期で、15人も来たら良い方で申し訳ありません」と公民館館長から言われていたが、当日は50人程の方が来てくださって大盛況となった。
館長も、「さすが金光教さんです。金光教さんとは不思議なご縁をいただきましたが本当に住民皆が感謝しています」とお礼を申され、たくさん人が集まられたので、その場にて館長より住宅への発表があった。
『この地区(現在仮設住宅が建っている場所)に公営住宅が建つこととなり、地区の仮設住民は皆、一旦8月に別の仮設住宅に引っ越しをしていただくことになります。つきましては皆さん引っ越しの準備をしてください。公的な費用は〇万円(少額)出ますが、行政から引っ越し業者の斡旋はなく、各自で引っ越し業者を依頼する必要があります、、、』という発表があり、突然のことで皆さん驚かれていた。
私も聞いていて、政府もなかなか無茶なことを考えると思いつつ、その場で、「引っ越しで人手がいるならば、私たちも力になれます!」と志願してきた。
ぜひとも隊員が一丸となって、少しでも協力できればと思っている。
以上、簡単ですが5月度の派遣報告とさせていただきます。
教区の先生方をはじめ、全教信奉者の皆さまには、いつも暖かい励ましのお言葉やたくさんのご支援をいただきありがとうございます。
引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
(文責・竹内真治)

