能登半島第40次派遣(20251205-1208)第41次派遣(20260109-0112)

20240921能登半島豪雨

能登半島第40次派遣(20251205-1208)第41次派遣(20260109-0112)

◎全体をとおして
 12月の第40次派遣は、令和7年最後の派遣ということで、みなさんからそれぞれにお礼の言葉をいただき、断っているのですが、地元で採れたたくさんの作物をいただいて帰ってきた。
 地域の方々との懇親会も盛り上がり、ユン隊員はなぜか浦上四姉妹(地域の有力者の奥様方の会)の五女として公認された。炊き出しの際に来月のチラシを配ると、やはりこのたびもまた年内で活動が終わるとの噂があり、継続することを大変喜ばれたが、「それでもあと数回になるかもしれない」と答えると涙ぐまれる方が大半だった。
 ある時を境に毎回思うことだが、私たち金光教の活動が難儀に遭っている方々の心を救い、拠り所となれている。最近では能登に通うたびに「布教所をこちらに作ってほしい」と言われることも、住民の皆さんが私たちの活動が終わって自身の心の拠り所がなくなることへの不安からくる言葉でもあると思う。
 これまで、東北や熊本でも可能性はあり得た話だが、金光教として一度真剣に考えてもよい時期なのかも知れないと思う。
 次回派遣メニューがコロッケとチラシ寿司に決まったので、金沢市の信頼できるスーパーでブリを注文に行くと、今年はブリの価格が高騰していて、例年の1.7倍以上の値上げとのことで、スーパーのバイヤーと直接交渉する場を設けてくださった。
「お正月の炊き出しで使うので、どうしても一本17,000円では買えない」と伝えると、バイヤーさんも理解してくれて、その場から「炊き出しで使われるので、自分も石川県の人間としてなんとか原価で譲っていただきたい」と漁協に連絡してくださり、一本10,000円まで値下げし、スーパーは利益ナシで分けてくださった。なんでも心を込めて話すのが大事だと思った。
 一月は「コロッケ」と「チラシ寿司とブリの刺身」の予定だが、コロッケのジャガイモも、ボランティアの横の繋がりから情報をいただき、長野県の農家さんから無料で100キロ分けていただいた。その方は、「救援隊のHPも見させていただき感激しましたから」ということで、リンゴ80キロとたくさんのお米も送ってくださった。
 そして今年最初の第41次能登派遣は暴風雪の大荒れとなった。今年もいきなりの横殴りの暴風雪で、車が真っ直ぐに走らないなかであったが、スリップ事故を起こすことなくおかげをいただいた。
1月のメニューは、お正月ということで、先に述べたとおり、初日は「手作りコロッケとアップルパイ」、二日目は安くしていただいたブリを使った「ちらし寿司とブリの刺身」となった。
コロッケは昨年末から仕込んだが、一人ではどうしようもない量であったため、三宅隊員(泉尾)が持ち帰り50キロを教会でご用してくださり助かった。リンゴは痛むので煮込んでアップルパイにして持って行ったが、この仕込みで私の年末年始は教会御用どころではなかった。しかし、年末年始も寒い仮設住宅で不自由な暮らしをされている被災者の方々を想うと辛いとは思えず、より一層に心がこもった。
 活動自体は無事に行えたが、やはり暴風雪が酷く、風でテントを縛っているロープはブチブチ切れてサイドシートは破れ、テントが壊れるか飛ぶかのギリギリであった。それでも今年最初の能登派遣だけあって、炊き出しには、連日大行列ができ、これまでで一番の人数となった。
 皆さん一言ずつ会話されて、最後の方の順番までは相当な時間待っていただくことになったが、最後の方まで笑顔が絶えない回となった。
 ただ、やはり能登の気候は厳しく、被災者の方々はそのなかで耐え忍んでおられることを考えると、まだまだ復興が見えてこないことに苛立ちを覚える今年の幕開けとなった。
 今年は東日本大震災から15年、熊本地震から10年の節年となります。なんとか頑張っておかげをいただいて、それぞれの被災地に足を運ばせていただきたいと思っています。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 
 以上、第40次、第41次、能登派遣の報告といたします。
 教区の先生方をはじめ全教信奉者のみなさまには、いつも暖かい励ましのお言葉やたくさんのご支援をいただきありがとうございます。どうか引き続きのご支援をお願いいたします。赤い羽根共同募金『ボラサポ』の支援をいただいての活動を続けさせていただいております。感謝申し上げますとともに、引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
(文責・竹内真治)