○能登半島第28次派遣(20250410-0414)
◎全体をとおして
このたびは3人でのスタート(菱田隊員は単独で能登入りの後、一人での設営作業)で非常にバタバタしたが、チームワークよく活動することができた。
最近では門前町の皆さまとの距離感もずいぶんと縮まり、大変感謝されながら、もったいないくらいにたくさんの心配りをいただきながら活動が行えている。
支援金との兼ね合いでなかなかいつまで続けられるということが申せない分、被災者の方々は「今月で最後かな」と口々に言っては、「活動が終わっていたとしても、絶対に今年の『浦上まつり』や『納涼祭』には遊びに来て欲しい」とまで言っていただいている。もう少し被災地が落ち着き、被災者の方々が安心して暮らせるようになるまで続けたいと願っている。
そしてこのたびは、地元の同世代の方々とお食事会もさせていただき、次回はまた別の方々とお食事をする約束も出来た。
会食の席では、浦上の被災者の方々が私たちの訪問を楽しみにし、生き甲斐とされている方もたくさんおられることを改めて知った。
ここに至るまでにはたくさんの方々のお世話になり、十全に活動が出来るようになって感謝してもらえる救援隊になったが、本当にこの地を選んで良かったと思う。
地震で家を失った方が、「もうすぐ家が建つ!」と喜んでおられたので、「新しい家に移っても炊き出しは取りに来てね」と言うと、「もう本当に楽しみにしているから絶対に行く!」と喜ばれた。
昨年9月の水害で家を失った方の仮設住宅への入居も完了したり、それぞれが喜んだり悲しんだりされますが、私たちは私たちに出来ることを頑張って進めさせていただきたいと思います。
以上、「能登半島地震」第28次災害派遣の活動報告とさせていただきます。
ご支援をくださっている皆様には、いつも暖かい励ましのお言葉やたくさんのご支援をいただきありがとうございます。また赤い羽根共同募金(ボラサポ)の支援も受けて活動をさせていただいております。
引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
(文責・竹内真治)